マンションの外側は常に雨風にさらされていますから、当然ながら
防水工事が施されています。
しかし
マンションの
防水素材にも寿命があるので、定期的に補修が必要です。
今回は
マンションの
防水の寿命について解説します。
▼
マンションの
防水の寿命は10~15年ほど
マンションに
防水工事を施す場合、主に4種類の施工内容があります。
それぞれの
防水素材の寿命は以下のとおりです。
・ウレタン
防水:10年~12年
・シート
防水:10年~15年
・FRP(繊維強化プラスチック)
防水:10年~12年
・アスファルト
防水:15~25年程度
アスファルト
防水は最長25年とかなり長持ちしますが、他の
防水に比べると2倍以上の費用がかかるため、近年はウレタン放水やシート
防水のほうが人気があります。
お住まいの
マンションがどのような
防水工事を行っているかにもよりますが、寿命は概ね10年~15年ほどと考えておいたほうが良いでしょう。
■不具合が起きてから修繕するのでは間に合わない?
マンションの
防水部分の補修は、雨漏りなどの不具合が起きてから行えば良いと考えている方もいるかもしれません。
しかし、雨漏りが発生した時にはすでに
マンションの屋根や壁全体に水が回ってしまっています。
防水部分に不具合が起きていなくても、寿命と思われる年数が経過したら定期的に補修工事を行うことをおすすめします。
▼まとめ
水は、木やコンクリートなど
マンションを構成する材質を劣化させる原因になります。
マンションの耐用年数を長くするためには、
防水工事や補修が欠かせません。
ぜひ信頼できる
業者に依頼して、計画的にメンテナンスを行っていってください。